70ー80年代ロック名曲セレクション

ハード、ポップ、プログレ、ファンク、・・・等々、1970ー1980年代の洋楽ロックの名曲を独断と偏見でご紹介。この曲達を聞かずして、ロックを語ること無かれ。

ウキウキ感全開!の雰囲気が超楽しいポップスの名曲! Wham! "Wake Me Up Before You Go-Go" (1984)



収録アルバム "Make It Big"(邦題:メイク・イット・ビッグ)


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今回はイギリスのポップ・デュオ、ワム!が1984年にリリースした2枚目のアルバム "Make It Big"(邦題:メイク・イット・ビッグ)から、全米/全英1位の大ヒット曲 "Wake Me Up Before You Go-Go"(邦題:ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)をご紹介します。


ワム!は学生バンドの仲間であった

■ ジョージ・マイケル

■ アンドリュー・リッジリー

の二人により、1981年からデュオとしての活動を開始しました。

 

1982年には、彼らの友人の運営するインディーズ・レーベルから "Wham Rap! (Enjoy What You DO?)" でデビューするのですが、これがイギリス国内でチャートの8位を記録する大ヒットとなります。

続いて1983年に2枚目のシングル "Young Guns (Go For It!)" が全英3位のヒットとなり、イギリス国内での人気を不動の物にすることになりました。


同年、アルバム "Fantastic"(邦題:ファンタスティック)をリリースしますが、こちらはイギリスでデビュー・アルバムが初登場1位を記録する快挙(史上4組目)を達成します。

しかし、アメリカでのチャートは83位と、まだその人気はイギリス国内に留まってのものでした。

 

1984年には大手のメジャー・レーベルに移籍し、セカンド・アルバム "Make It Big" をリリースします。

すると、ここに来てアメリカでの人気にも火が着き、全米/全英ともに1位というビッグ・セールスを記録することになり、その人気が世界的なレベルにまで広がることになりました。


もちろん日本での人気も急上昇し、オリコン洋楽チャートでは2位を記録する大ヒットとなっています。

 

このアルバムからは、3曲のビッグ・ヒットが生まれました。

■ Wake Me Up Before You Go-Go (邦題:ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ) 全米1位、全英1位

■ Careless Whisper(邦題:ケアレス・ウィスパー)全米1位、全英1位

■ Freedom(邦題:フリーダム)全米3位、全英1位


イケメン二人のデュオということで、その容姿が人気の源となったことは否めませんが、楽曲の完成度も非常に高いものがあり、単なるアイドル・ポップスではなく、世界に通用するブリティッシュ・ポップスと言うべきレベルであることは間違いありません。

楽曲の良さに加えて、ジョージ・マイケルの艶やかで伸びのあるボーカルが素晴らしいですね。軽快なポップスも泣きのバラードも表情豊かに歌いこなす歌唱力、表現力もワム!の人気を支えていた一端であると言えましょう。


今回ご紹介する曲 "Wake Me Up Before You Go-Go" ですが、アルバム "Make It Big" のリード・ナンバーとなっており、邦題のとおり、聴いているとウキウキしてくるような軽快なシャッフルに乗ったポップ・ナンバーです。


まず、イントロのドゥーワップ調コーラスとパーカッションが、厳かに期待感を煽ってきます。ドラムの三連リフに続いてジョージ・マイケルの爽やかなボーカルが入ってくると、ウキウキ感全開!

その後も曲を通して、跳ねるような軽いビートを刻むオルガンや間奏で飛び込んでくるハンドクラップ、ブラスのリフなど、奇をてらうことのない定番中の定番と言えるアレンジなのですが、楽し気な雰囲気の演出には大成功ですね。

  

同じくアルバムからのシングル・カットで大ヒットとなった "Careless Whisper" ですが、こちらは多くのミュージシャンにカバーされている名曲です。日本では西城秀樹さんや郷ひろみさんが取り上げており、

■ 西城秀樹「抱きしめてジルバ」(1984)

■ 郷ひろみ「ケアレス・ウィスパー」(1984)

こちらのバージョンでご存知の方も多いかもしれませんね。

 

また、同じく大ヒットとなった "Freedom" ですが、こちらはCMソングとして度々使われていますので、多くの方が耳にしているのではないかと思います。

■ マクセル

■ アサヒビール

■ トヨタ

などのCMで聴くことができました。

(当時、マクセルのカセットテープのCMでこの曲が使われて、アメリカよりも早く日本でのワム!人気に火が着いたようです。)

 

アイドル・ポップスということで敬遠されている方もいるのではないかと思いますが、楽曲の完成度の高さは素晴らしいものがあります。

ぜひ一度、耳を傾けていただければ、と思います。

 

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