70ー80年代ロック名曲セレクション

ハード、ポップ、プログレ、ファンク、・・・等々、1970ー1980年代の洋楽ロックの名曲を独断と偏見でご紹介。この曲達を聞かずして、ロックを語ること無かれ。

華麗なコーラス・ワークの大ヒット曲! ABBA "Dancing Queen"(1977)



収録アルバム "Arrival"

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今回は、スウェーデンのポップ・ボーカル・グループ、アバの "Dancing Queen" をご紹介します。

 

アバは、

◽︎  ビョルン・ウルヴァース

◽︎  ベニー・アンダーソン

◽︎  アグネッタ・フォルツコグ

◽︎  アンニ=フリッド・リングスタッド

の男性2人、女性2人からなるボーカル・グループで、1973年にアルバム"Ring Ring" でデビューします。

 

当時はまだ "ABBA" というグループ名ではなく、4人の名前を連ねた "ビョルン&ベニー、アグネッタ&アンニ=フリッド" という長い名前でしたが、ある日マネージャーが何かの書類にグループの名前を記載する時に、適当に名前の頭文字を並べて"ABBA" と書いたのが、そのままグループ名になってしまいました。

 

デビュー・アルバムからは特に目立ったヒットは生まれなかったのですが、1974年にリリースした2枚目のアルバム "Waterloo" からは、"Waterloo"(邦題:恋のウォータールー)が全米6位のヒットとなり、一躍世に知られる存在となりました。

このヒットにより、母国スウェーデンを始めとするヨーロッパ諸国やオーストラリアなどではすでにスーパースター的な扱いとなるのですが、アメリカでの人気はというと、今一歩というところでした。

 続く1975年にリリースした3枚目のアルバム"ABBA" からは、"SOS"(全米15位)、"I Do, I Do, I Do, I Do, I Do"(全米15位)、"Mamma Mia"(全米32位)という3曲がスマッシュ・ヒットとなります。

そして1977年、大ブレイクの時がやってきました。

この年にリリースした4枚目のアルバム "Arrival" からシングル・カットした "Dancing Queen" が大ヒットを記録することになります。全英1位、全米20位、そして日本でもオリコンチャート3位となり、世界的な規模で人気に火が着くこととなったのです。

このアルバムからは、"Knowing Me, Knowing You"(全米14位)、"Money, Money, Money"(全米56位)というヒットも生まれています。

 

アバの魅力はと言うと、誰もが口ずさめるような親しみやすい楽曲と、女性二人のボーカリストの圧倒的な歌唱力と言えるでしょう。

特にボーカルについては、ソロ・パートで見せる喜怒哀楽の表情が非常に豊かであり、コーラス・パートでの美しいハモリも絶品ですね。

 

アルバム "Arrival" は、"Dancing Queen" だけでなく、どの曲をとってもアバの魅力にあふれている、完成度の非常に高い作品です。

いくつか曲をご紹介しましょう。

 

"When I Kissed The Teacher"

アルバムのトップを飾る、軽快なリズムの曲です。「私が先生にキスをしたら・・・」というアメリカの学園ドラマのシチュエーションを思わせる、楽しい曲ですね。

 

"Dancing Queen"

今さら説明する必要もない大ヒット曲ですね。日本での知名度も高く、TVドラマやCMでもたびたび使われています。サビで聴かせるエネルギッシュなコーラスが印象的で、ピアノのバッキングがまたいい味出してます!

 

"Knowing Me, Knowing You"

詩の内容はちょっと悲しいでのすが、湿っぽくならずに前向きな雰囲気の曲です。サビでのコーラスが美しいですね。

 

"My Love, My Life"

アバの楽曲の中でも最高レベルの珠玉のバラードです。恋人との別れを決意した女性の悲しい胸の内を歌った曲ですが、相手への最大限の感謝の気持ちが感じ取れる、素晴らしい一曲です。やはり何度聴いても、ボーカルが心に響きます。

 

スウェーデンの輸出産業のNO.1がVOLVOの自動車で、NO.2がABBAだ、という面白い話もありますが、それに値する素晴らしい楽曲、そして歌声ですね。

"Dancing Queen" の他にも名曲は数多くありますので、ぜひ多くの方に聞いて頂けたら、と思います。

 

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