70ー80年代ロック名曲セレクション

ハード、ポップ、プログレ、ファンク、・・・等々、1970ー1980年代の洋楽ロックの名曲を独断と偏見でご紹介。この曲達を聞かずして、ロックを語ること無かれ。

Twilight Zone/Twilight Tone 【MANHATTAN TRANSFER】 (1979)



収録アルバム "EXTENSIONS"

 

 

「ジェイ・グレイドン祭り」第2弾は、マンハッタン・トランスファーの "Twilight Zone/Twilight Tone" です。

マンハッタン・トランスファーは1975年にデビューしたアメリカのジャズ・ボーカル・グループで、卓越したボーカル技術とハーモニーでグラミー賞のジャズ・ボーカル部門の賞を何度も受賞しています。そのレパートリーは非常に幅広く、ジャズ、フュージョンに留まらず、ポップスあるいはロックまでカバーしてしまう、実力・人気ともにトップ・クラスのグループです。

そのマンハッタン・トランスファーの通算4枚目のスタジオ盤 "EXTENSIONS" ですが、ジェイ・グレイドンが全面的にプロデュースを行っており、とりわけポップ・ロック色の濃いアルバムになっています。

今回取り上げた "Twilight Zone/Twilight Tone" は、ミステリーの世界を扱ったアメリカのテレビ番組「トワイライト・ゾーン」の主題歌で、この曲のヒットにより、マンハッタン・トランスファーが大きく飛躍していくきっかけとなります。

怪しげな音階のイントロ、不安を煽るようなナレーションから一転してポップ・ロック調の力強いリズムとボーカルに切り替わると、素晴らしいジェイ・グレイドンの創造した曲の世界が広がっていきます。そして間奏のギター・ソロでは、「ジェイ・グレイドン祭り・第2弾」に相応しい、グレイドンならではのサウンドとフレーズを堪能できます。

それにしても、ボーカルの上手さと迫力はハンパないです。流石!という感じなんですが、実は、バックのミュージシャンも凄いんです。

 ドラム:ジェフ・ポーカロ

 ベース:デビッド・ハンゲイト

 リズム・ギター:スティーブ・ルカサー

って、TOTOじゃん!

しかし、それでもTOTOの曲にならないのは、ジェイ・グレイドンのプロデュースの力であり、何よりもマンハッタン・トランスファーのボーカルの成せる技なんでしょうね。

"AIRPLAY" のアルバムに収録されていた、"Nothin' You Can Do About It" も収録されていますので、聴き比べてみるのも楽しいですね。